ラブラドール・ノアロー -- 私の心の・・・2011年08月23日 23時56分34秒


 昨日はノアローの13回目の誕生日でした。

 私の大事なノアローちゃんは死んでしまったので、小さなケーキやオヤツを仏壇にお供えしました。

 最近は忙しいせいもあり、前のようにノアローの死の悲しみで嘆き苦しむことはなくなりました。

 ほかのラブラドールのように元気で生きていれば、13歳の誕生日をお祝いできたのかな?なんて思うこともなくなってきました。

 ノアローちゃんは遠くへ行ってしまったのかな・・・。

 そう思うと悲しいですね。

 でも、前のようには悲しくはありません。

 震災後に、アメリカでラブラドールのブリーダーをやっているお友達に、「日本でも良いラブラドールがいるのを見つけたけれど、景気もどうなるかわからないし、今はラブラドールを迎える状態じゃないの」と言ったところ、

 「そのブリーダーさんと縁が出来るかもしれないし、出来なくても、どちらにしても、ノアローはあなたの心の中にずっといるから」

 というようなことを言われました。

 「ノアローは私の心の中にいる」

 その直後は、ノアローはもう私の心の中にしかいないんだ・・・という、悲しい思いにとらわれました。

 でも、「ノアローは私の心の中にいる」という概念は、私の心を捉えて離れませんでした。
 
 何度も何度も、その言葉が頭の中に浮かびました。

 やがて、私の心の中で、ノアローが丸くなっておネンネしているような、赤ちゃんのように抱っこされているような、そういうイメージが心に浮かぶようになりました。

 私の心の中でノアローが大事に守られているというイメージは、私の心に平穏をもたらしたのかもしれません。

 心の中とは上等な住処じゃないかと、、、今ならそう思えるのです。