ラブラドール・ノアロー -- 前歯折れる!!2008年01月07日 21時18分02秒

眠いのよ。

 昨日、お正月休みから戻ってきました。

 1月3日夜、ノアローの歯を磨こうと歯を見たら、前歯が一本欠けていました・・・。。

 夫と二人で辺りを探すと、小さな光る歯が落ちていました。

 ノアローの歯が折れたのは、これで二度目です。

 一度目は2000年で、鬼のように堅いガリレオボーンをカジカジしたことによる事故でした。

 あの時は、大臼歯でした。

 たまたま院長先生の息子さんが歯医者さんで、その方に治療をして貰いました。

 犬の歯の治療ですから、全身麻酔下での治療となります・・・。

 今回は前歯です。

 歯を折ったことを知った夜は悲しくて泣けました。

 原因はやわらかいボールのオモチャだと思います。あれをカジカジと前歯で引っ張って、表面の毛をむしり取ることがノアローの楽しみだったのです。

 穴を開けて中の綿を引っ張り出すたび、私がパッチワークで修繕したことも悪かったのかもしれません・・・。

 前歯でツーッと糸を引っ張る仕草や、つぎはぎだらけのボール、ノアローの小さくて白くて可愛い前歯、そのどれも私の好きなものだったのに。

 ノアローが大臼歯を壊してから、堅いオモチャやオヤツは一切あげていませんでした。

 毎日歯磨きを欠かさず、歯には気を遣ってきたつもりでした。

 それでも、こういう事故は起きてしまうものなのですね。

 歯は、元のようには修復は不可能で、ばい菌が入らないこと、後々抜歯するような事態に至らないことが目的の治療になります。

 その時、ついでに、歯石取りと右肘のところに出来た、高齢いぼも取って貰います。。

 去年の血液検査の結果も良く、健康状態もかなり元気なので、麻酔の心配はしていません。

 お正月休み中に、その他、うちの夫がノアローの脇腹のところに出来た脂肪腫を見つけるということがありました。。

 あー、ノアローもついに脂肪腫が出来たか・・・と思いました。幸い、心配はいらないということでした。

 歯の治療は水曜日です。何事もスムーズに上手くいきますように・・・。。

ラブラドール・ノアロー -- 歯の治療 ほか2008年01月11日 16時20分58秒

ねんね~

 お陰様で、ノアローの歯の治療は無事に終わりました。

 ご心配して下さった方、本当にありがとうございました。

 いつものように治療には立ち会ったので、夫も私も疲れました~~~~~。 

 歯の治療ですから、ガス麻酔だったのですけど、気道の管を導入する前に麻酔の注射を打ちます。

 実は、あれが心配でした。

 と言いますのも、2003年にノアローが怪我による大手術を受けた時、気道確保するのに、体を押さえて「ウガガガガ~~~~」ってなったんですよね。

 あれは人間のERでもそうなのかもしれませんが、一刻を争うときは、いきなり管を喉の奥に押し込まれるという恐ろしい目に遭わされることになっちゃうんですよね。

 見るも無惨で可哀想でしたよ・・・。

 ノアローは36kg近くもあり、なかなかグッタリきませんでしたね。それを見て、なんか色々と暗いことを考えちゃいました。

 歯の治療は普通の歯医者さんが人間の歯にやるのと同じ感じで、仕上げに研磨までしてくれました。

 ノアローの前歯を見て、先生が「わぁ~!白いな!」と仰ったので、うちの夫は喜んでましたね・・・。

 歯石はついていないということで、取らずに済みました。

 歯医者さんが歯を治療している間、院長先生はノアローの肘のオデキ(イボ)を切除に掛かりました。

 「血が出るかも」

 と言われた段階で、私は戦線離脱状態。

 「わ、堅い。取れないな」

 で、目眩が・・・。ノアローに付き合って朝ご飯抜き(麻酔をするので前日夜9時以降は水も食べ物もダメ!でした)なので、クラクラしてきました。

 イボは思っていたよりも根が張っていて、キノコ雲みたいな形で、肘の中に脂肪が入り込んでいたそうです。

 それをハサミでガジガジとばらして取り除いて貰いました。

 その後、傷口を見に行くと、マグロの尻尾を取った部分みたいな赤身でした。そんなにグロくなかったです。

 傷は糸で縫合して貰いました。

 麻酔中、後は、ノアローの自慢の毛皮は艶を失っていました。

 麻酔は最低量で行われるので、いつも目が覚めて暴れないかとか、痛がらないかとか余計な心配をしてしまいます。

 麻酔後は、大変でした・・・。(前に経験済みなので冷静でいられましたけど)

 覚醒するときに暴れるし、その時は、酔っぱらいの馬鹿力みたいな感じ。

 ガスの管を外したとたんに、「ウォォォォォ~~~ン」とこの世の終わりみたいな声を出すし。

 麻酔の後、舌も横にべろっと出た状態で、体の自由は効かないし、ノアロー自身、気持ち悪くてしょうがなかったのでしょうね。

 そうやって、しばらくの間、手術室の床の上で、ノアローと一緒に格闘しました。ノアローの体を押さえたり、元気づけるために声を掛けたり。

 ある程度戻ったら車へ連れて行きましたが、尻尾を振るまでにも更に時間が必要でした。

 ということで、疲れました~~~~。なんです。

 家へ着いた時、麻酔は殆ど覚めていたので、喉が渇いたノアローは、真っ先に水のところへ行って、「水ちょうだい!」とアピールしましたが、大事を取ってあげませんでした。

 そして、しばらくしてから、水をあげようとしたら、「もう要らないよ!」って感じで、無視されました・・・。

 ご飯をあげたのは二時間後くらいで、いつもの量の半分でした。

 麻酔をした日は運動厳禁でした。

 その日、ノアローは切除したところを痛がる風でもなく、包帯を気にすることもありませんでした。翌日のチェックでも問題なく、あとは二週間後に抜糸をするだけです。


赤い▲印のところが折れた歯です。幸い、歯髄は露出していませんでした。


赤い▲印のところが治療した歯です。ツルッとして、今度は引っかからなさそう。


 これが肘に出来たイボです。今回切除しました。放置していると、悪さをすることもあるそうです。(でも、歯の治療をしなかったら、このまま様子見の予定でした)