ラブラドール・ノアロー -- お盆の出来事 2011年編2011年07月22日 00時39分15秒


 ご無沙汰しております。暑かったと思ったら、台風が来て、今は寒いですね・・・。

 7月12日から16日はお盆でした。

 12日、いつも通り、仏壇の前に祭壇をこしらえて、竹やほうずきで飾り付けをしてご先祖様をお迎えしました。

 飾り付けをしているときに、うちの夫がそこに置いてある椅子の真下にあったノアローのおもちゃを椅子の上に置きました。

 そのおもちゃはいつも気にしているおもちゃなので、自然と目がいきました。

 椅子の上にはラブラドールの柄のクッションと、ノアローのバンダナが飾ってあって、ずっとそのままの状態で置かれています。

 夕方、迎え火をたいてご先祖様の霊をお迎えして、飾りもすべて終わった状態で、なにげなく仏間へ行ってみると・・・。

 椅子の上に置いたはずのおもちゃは、元あった椅子の下に戻っていました。

 「え?」と思いましたが、心のどこかで「やっぱりね・・・」という気持ちがありました。

 ノアローちゃんの仕業だったのかな?

 ノアローが亡くなる前、ノアローは暫くの間、その椅子の脇に伏せてうずくまっていました。

 力が弱っていて、その場所から動けなかったのかもしれません。

 その場で立ち上がったとき、本当に息が苦しそうに見えましたが、ノアローは頭を下げて椅子の下にあったおもちゃの匂いをクンクン嗅いだのです。

 そこにおもちゃがあることを確かめたかったのでしょうか・・・。

 だから、その場から、そのおもちゃを動かしたことはありません。

 たまたま、夫が椅子の上に上げましたけれど、やっぱり元の場所に戻ってしまいましたね・・・。

 ノアローが天国へ召されてから、ノアローと同じ1998年生まれのラブラドールが何頭か天国へ旅立ちました。

 寿命だから仕方がないんだ、、、と、少しずつ思えるようになって来ました。

 ワンコの一生は短いけれど、やはり、ラブラドールは人を愛する優しい犬種ですね・・・。

 大好きです。