ラブラドール・ノアロー -- 2010/5/13 ノアロー永眠する2010年05月16日 13時24分32秒

 4月5日の夜、ノアローが腰痛(肋間神経痛)を煩って以来、一ヶ月余り、良くなったり悪くなったりを繰り返していましたが、5月13日夜10時25分、ノアローはパパに背中をさすられながら、パパとママに見守られながら大好きだった家の中で苦しまずに安らかに長い眠りにつきました。

 13日の朝までノアローの回復を信じていました。

 でも、今思えば、4月17日に玄関で起きあがったノアローが突然ヨタヨタになり、縁側でへたり込んでしまった時、ノアローの心臓が壊れ始めていたのだと思います。

 その後、23日夜、血痰のことで獣医さんへ行く途中、車の中でノアローがいきなりグッタリした時、心臓が止まり掛け、獣医さんへ着く時間が遅かったらそのまま亡くなっていたのかもしれません・・・。

 それからは、今まで見たこともないような吐き方、吐瀉物、ウンチのサイクルやウンチの形・・・。

 腰痛とか食当たりとか咳とか肺炎とか、個々の病状ばかりを気にしていましたが、どれもこれも、ノアローの時間が終わりに近付いていることを示していたのかもしれません。

 私たちが気が付かなかっただけで、去年の11歳の誕生日から猛スピードでノアローは自分の時間を駆け抜けて行ってしまいました。

 お正月には私の実家で、11歳過ぎとは思えない程はしゃぎ、暴れ、いたずらの限りを尽くしました。ノアローは実家でも王様待遇だったのです。大好きなケーキもいっぱい貰いました。
 
 ノアローはうちの両親が大好きだったから盛り上がったということもありますが、とても格好を気にするワンちゃんでしたから、うちの両親が見ている前で元気でいつまでも若々しいノアローちゃんでいたかったのだと思います。

 4月、5月と最期の時が近付いている時でも、調子の良いときは元気にはしゃいで見せてくれました。

 そして、具合が悪くて獣医さんへ行くのに、獣医さんへ着くと身仕舞いを正し元気に振る舞う・・・。そういうところがありました。

 最期の日まで大好きな車に乗って出掛け、大好きな院長先生に缶詰のご飯を手で食べさせて貰い、院長先生を独り占め出来てノアローは満足だったでしょう。

 そして、最期まで自分の力で大好きだった家の中をパトロールして周り、自分でウンチをしっかりして、お尻を拭き拭きして貰うのを待って、何もかも自分の思いとおりにやってノアローは旅立ちました。
 
 ノアローは今、お骨となって家にいます。

 夫と私はノアローを最期まで看取ることが出来て幸せです。悲しみに押しつぶされそうになりますが、ノアローは魂になってもいつも一緒にいると信じています。

 それだけ、私たちもノアローを愛しましたが、ノアローも私たちを愛していてくれたと信じているからです。

 今までノアローのことを気に掛けて下さり、ご心配して下さったことを感謝しています。

 どうもありがとうございました。