ラブラドール・ノアロー -- 獣医さんへご挨拶 ― 2010年06月06日 16時02分09秒
(写真は2010年4月13日撮影)
先日、ノアローが子犬の頃からお世話になった獣医さんへご挨拶へ行ってきました。
これまで11年と少し、本当にお世話になりました。
2003年11月15日にはノアローはガラスをたたき壊し、大怪我をしました。
手術は2時間以上掛かりました。院長先生達の手も服もノアローの血だらけになりました。とても辛い光景でした。
切れた腱をを繋いで貰い、お陰様で両前足は前と変わらず、飛んだり跳ねたり出来るまで回復しました。
先々月だったか、ノアローが獣医さん通いをしている中で、院長先生がぽつりと「あの時、出血多量になっていたら助からなかったよ」と言われたことを思い出します・・・。
夫にとっても私にとっても、ノアローのいない車に乗って獣医さんへ行くことは、とてもとても辛い事でした。
行きに夫が選んだ道は、普段使っていたノアローがいきなり車の中で心臓がおかしくなってグッタリしてしまった道ではなく、もう一方のなだらかな方の道でした。
心臓がおかしくなった方の道は、それ以来、ノアローが存命中は通らなかったですね・・・。
院長先生はノアローがおだやかにこの世を去ったと聞いてホッとなさっていたようでした。
ご挨拶をして、いつも通った道を帰りました。
私はとても悲しくて車の中で泣きました。(夫も同じ気持ちだったと思います)
最後の日、獣医さんの駐車場に止めた車の中で見たノアローの顔が忘れられないからです。
私が院長先生を連れてくると、ノアローはちゃんとシートに座って待っていました。そんなに体力はなかったはずなのですが。
無理して頑張って、少しでも元気なところを見せたかったのだと思います。ノアローは自我の強い子でしたから。
やっぱり、この話は悲しい話ですね。でも、お世話になった獣医さんへ挨拶へ行くのは人としてのケジメですから。
普段、狭い小さな世界で暮らしているノアローにとって、獣医さんとは特別な場所で、大事な場所だったのかもしれません。
全く知らない人たちから、「可愛い」と言われたり、「大きいね」と言われたり、自分が「見られる場」だと理解していたのだと思います。
又、ノアローは院長先生には一目を置いているようでした。他の先生とでは明らかに態度が違っていましたから・・・。
ご挨拶も終わり、これで自分の顔が立ったとノアローも喜んでいるはずです。
コメント
_ ラブレト ― 2010年06月07日 22時41分20秒
_ ノアローママ ― 2010年06月09日 22時20分33秒
ラブレトさん、どうもありがとう。
悲しいですよね・・・。
悲しいですよね・・・。
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写真もなにもかも・・・
位牌まで作ってもらえて、天国で喜んでいるでしょうね!