ラブラドール・ノアロー -- 12年1周期?2010年08月01日 01時05分12秒

          (2005年8月撮影ビデオより)

 ノアローが我が家に来た年から数えて、今年で丁度12年です。

 ノアローは寅年に生まれて、寅年で生涯を終えました。

 12歳には少々足りませんでしたが、ノアローは大好きなお正月休みを12回フルに私の実家で過ごしていますからラッキーと言えるでしょう。

 多くの占いでも大体12年を一周期だと考えていますよね?

 私の家でも、「ああ、一巡したんだなぁ」と思えるような出来事が幾つかありました。

 ここ数年、毎年、お盆休みには軽井沢のドッグフレンドリーな貸別荘へ行くことが年中行事になっていました。

 これは2005年から2009年まで続きました。

 今年はナシです・・・。

 それはノアローが死んだからではなく、去年の段階で「もう、良いよね。来年は違う所へ行こうね」と決めていたからです。

 それは少し寂しい終わり方だったかもしれません。

 我が家の軽井沢への最後の旅行はビデオカメラが壊れたためにビデオもなく、母や私の体調もすぐれず、一日繰り上げで帰京するという形になりました・・・。

 その上、一番楽しみにしていた清里で途中下車して食べる辛み大根のお蕎麦は、去年は大根が取れなかったとかで食べることが出来ませんでした。

 最後に「もういいや」と思うほど通えたのだから心残りはありませんし、ノアローと過ごした軽井沢、長野の思い出は一生色褪せないとても大切な思い出です。

 今年は暑さのせいもあり、高齢の両親は上京を避け、夏休みは結婚して以来初めて実家で過ごすことになります。

             (2004年1月撮影)

 今年のお正月も我が家にとって切り替えの時になりました。

 これまで実家では、私が生まれたときからリビングには座卓(ローテーブル)があり、畳の上で膝を折って過ごすライフスタイルでやってきました。

 ところが、高齢の母の膝の調子が最近悪く、ローテーブルに膝を折って暮らす生活を続けていくことにストレスを感じるようになってきました。

 このままでは精神的に参ってしまうのではないかと家族は心配し、お正月休み中に家具屋でテーブルと椅子を手配し、ノアローにとっても慣れ親しんだ桐の大きなローテーブルはこのお正月で見納めになるはずでした。

 もう30年以上も実家にあったテーブルです。

 新しいテーブルは高さがあるから、その下をノアローが通り抜けることが出来るね!なんて話していたのですが・・・、ノアローも一緒にいなくなってしまいましたね・・・。

 私はまだそのテーブルがなくなった居間を見ていません。

 見たらきっと様々な感情が一気に吹き出してきて、泣いてしまうでしょうね・・・。

 ノアローがいた12年間、時が流れていることを忘れてしまう程、人生が楽しかったのでしょう。

 まるで浦島太郎の気分ですね。

 今年は「時は流れている」ことを様々な事で知らされる年のようです。

 次の12年はどんな時代になるのでしょうね?

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