ラブラドール・ノアロー -- ペットロス72010年07月25日 00時51分39秒

 最近、ペットロスについてネットで色々と見ている内に、有名な虹の橋のポエムには、「雨降り地区」という章があることを知りました。

 そこは冷たい雨が降る場所で、動物たちは寒さに震え、悲しげな顔をして時を過ごしているのだそうです。

 その雨とは、飼い主の涙です・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 驚きました。

 病気で苦しんで亡くなったワンコやペットがいるはずなのに、天国へ行って苦しみから解放されるのかと思いきや、尚苦しまなければならないとは・・・。

 虹の橋のポエムが、愛犬、ペットを亡くした人への慰めや癒しだとすれば、この雨降り地区のポエムは戒めに他なりません。

 飼い主の現世での行いによって、何の罪もない愛犬やペットが虹の橋の近くで罰を受けるとは。

 飼い主が泣き続ければ、何年でも冷たい雨に打たれなければならないのだそうです。

 なんと理不尽な話でしょう。

 愛する愛犬やペットを失って嘆き悲しむことで、一番大事な者が傷付くとは・・・。
 
 嘆きや涙は悪ですか・・・。

 冷たい雨に打たれている愛犬の姿を想像した事がありますか?

 と私は言いたいです。

 一日だって一時間だって、そういう状況に愛犬を置くことは出来ないのが普通の人間です。

 愛犬を失って泣いてばかりいてはいけないよ、と元気づける目的で作られたポエムだとは思いますが、何だかとても悲しい話です。

 人によっては何年でも愛犬の死の悲しみから抜け出せない人もいるのです・・・。

 その人がこのポエムを知ったら何と思うでしょう・・・。